Sexy Zone松島聡くんがパニック障害の療養のため活動休止したことについて
みなさん、こんにちは。
2018年11月28日、Sexy Zoneの松島聡くんが「突発性パニック障害」の療養のために、一定期間の活動を休止することをジャニーズ事務所が発表しました。
セクゾちゃんたちのことを、姉のような、親のような気持ちで応援しているクマコにとっても、この発表はとてもショックで。
発表当日の「ベストアーティスト2018」で、目を潤ませながら松島くんへの想いを口にした風磨くんの姿や、気丈にステージに立つ4人の姿は、見ていて胸が苦しくなるものでした。
松島くん担当ではない私が、こんなにショックを受けているのですから、松島くんのファンの方々のご心痛はどれほどかと想像して、胸を痛めております。
「パニック障害」、「活動休止」というあまりにショッキングな言葉から感じてしまった、これからのSexy Zoneがどうなってしまうのかという、漠然とした大きな不安。
この不安な気持ちをなんとかしたいと思い、松島くんを苦しめる「パニック障害」とは、一体どんな病気なのか、治療にはどのくらいの期間を必要とするものなのかを調べてみることにしました。
松島くんが笑顔で帰ってきてくれることを願いながら、書いてきたいと思います。
パニック障害とは
「パニック障害」とは、どんな病気なのでしょうか。
医療検索サイト「Medical Note」より引用させていただきます。
パニック障害とは、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」を三大症状とする病気です。100人におよそ1人が発症するといわれています。
100人に1人の発症ということで、決してめずらしい病気ではないようです。
パニック発作では、突然訪れる恐怖や強い不安によって、動悸やめまい、呼吸困難などが現れます。これらの症状により、患者さんは「自分は死んでしまうかもしれない」と思うほどの恐怖を感じることがあります。しかし、症状はすぐに消失し、検査でも異常はみられません。パニック発作を繰り返すと、また発作を起こすのではないかと心配する(予期不安)ようになり、通常の社会生活を送ることがままならなくなることがあります。
また、経過中にはうつ病を合併する恐れがあり、治療に難渋することがあるため、早期に診断されて治療につなげることが重要です。
事務所の発表では、松島くんは「突発性パニック障害」と診断されたということですので、症状が現れてからすぐに病院にかかり、早期に診断されたと考えられるのではないでしょうか。
うつ病を併発すると治療が大変になってしまうとのことなので、症状を自覚してすぐに病院に行ったのだったらいいなと思います。
パニック障害の原因
パニック障害の原因やメカニズムは、完全には明らかになっていないとのことですが、脳内の神経伝達物質が過剰になってしまうためと考えられているようです。
パニック発作の引き金になるものとしては、過労、睡眠不足、ストレス、風邪などがあります。また、家族歴があると発症リスクが高まることが知られています。
誰にでも考えられるようなことが、引き金となってしまうのですね。
三大症状
パニック障害には、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」という三大症状がみられるようです。
パニック発作
パニック障害といわれて思い浮かんだのが、このパニック発作でした。
パニック発作は、何の前触れもなく突然生じて、激しい動悸、息苦しさ、めまいなどの症状を起こす発作です。パニック発作による症状は「自分は死んでしまうのではないか」と思うほどであり、患者さんが病院に駆け込むことも少なくありません。
読んだだけで胸が苦しくなってしまいそうな言葉が並んでいます。
松島くんが少しでも早く、この苦しみから解放されることを祈るばかりです。
ただ、パニック発作が起こったからといってパニック障害と診断されるわけではないようで、パニック発作自体は誰でも起こすことがあるそうです。
私も、電車の中で何度かパニック発作のような症状を起こしたことがあるのですが、頻度が低いことや、日常生活に支障をきたすほどではないことなどからパニック障害とは診断されないようでした。
予期不安
パニック発作を繰り返すことで、また発作を起こすのではないかと心配することを予期不安といいます。パニック発作は時間と共に治まりますが、一度治まった後もしばらく時間をあけて繰り返します。すると、パニック発作を起こしていないときであっても、また同じ発作が生じるのではないかという心配を伴うようになります。
パニック発作のような激しい症状に襲われたら、誰でも『また起こったらどうしよう』と不安になると思いますが、この「予期不安」が強いかどうかが、パニック障害と診断されるかのポイントとなるようです。
広場恐怖
いつ生じるかわからない発作に備えて、助けを得られない状況などを避けようとすることを広場恐怖といいます。パニック発作を生じると、自分一人の力ではどうしようもなくなってしまい、誰かの助けを得たいと思うようになります。その結果、いつ生じるかわからない発作に備えて、助けを得られない状況や、発作から逃げられない状況を避けるようになります。
「広場恐怖」が強くなると、日常生活に支障をきたし、その結果、うつ症状がみられることがあるようです。
治療
パニック障害の治療は、薬物療法と認知行動療法が中心となるそう。
薬物療法では、主に選択的セロトニン再取込み阻害薬が用いられます。認知行動療法は、パニック発作の治療として有用です。発作を恐れて広場恐怖を生じる状態を改善するために、これまで避けていた環境に自分自身の身を置くようにして、発作を起こすことなく行動できる範囲を徐々に広げていきます。
また、
しかし、パニック発作の治療は一朝一夕で完了するものではありません。薬物療法と認知行動療法を両輪として、継続的に治療を行うことが重要です。最終的な目標は、薬物療法を中止しても症状が再燃せず、問題なく日常生活を送れるようになることです。
ということで、長期的な治療が必要となるようです。
私自身が心療内科に通った経験をもとに考えると、薬物治療ひとつをとっても、個人個人によって有効な薬の種類や量が違うため、自分に合う薬を探すのにも、ある程度の期間を要しますし、認知行動療法も数回行ったからといって劇的に変化があるものではないため、焦らずに少しずつ治療を受けていくしかないのだと思います。
松島くんへの想い
私は松島くん担当ではありませんが、松島くんが活動休止すると聞いて、自分でも驚くほどショックを受けました。
自分で考えている以上に、私にとってSexy Zoneが大きな存在になっていたようです。
とはいえ、私はSexy Zoneのファンとしては、まだまだひよっこですので、皆様の苦しみとは比べ物にならないとは思います。
私はまだ、松島くんのことを深く知っているわけではありませんので、私が普段見ている松島くんとパニック障害という言葉が、すぐには結びつかなかったのですが、この発表を聞いて思い出したことがありました。
それは、今年の「嵐のワクワク学校2018」で、初めて生で見た松島くんの姿です。
イベントの間、ずっと背筋を伸ばして先輩方の話を真摯に聞いていた松島くん。
観客がいるとはいえ、約2時間もの間、先輩への礼儀と敬意を表す姿勢が崩れることはありませんでした。
そういう無意識にみえる行動にこそ、人間性が出るのではないかと考えている私は、松島くんのこの姿に感動すら覚えました。
『この子は、なんて礼儀正しい良い子なんだ』と。
そして今年の24時間テレビを見て、『人の気持ちを思いやる繊細な心遣いの出来る子だな』と思ったのですが、松島くんは1年ほど前から体調を崩していたそうなので、この頃はすでに体調が悪かったことになります。
自分の体調が悪い中、メンバーや周りの人たち、ファンの方々に心配や迷惑をかけないように、必死にいつも通りの自分を演じ、さらに人を思いやることを忘れずにいたのかと思うと、胸が熱くなるのと同時に、その気苦労はいかほどであったかと、胸が痛くてたまりませんでした。
どうか今は焦らずに、自分のことを1番に考えて、ゆっくり休んで欲しい。
どうか松島くんが、心穏やかに過ごせますように。
そう願っています。
Sexy Zoneのために、そして松島くんのために、私たちファンが出来ることは何だろう。
そう考えてみましたが、結局、変わらずに応援していくことしか思いつきませんでした。
でも、それでいいのだと思います。
5人の笑顔が戻ってくるまで。
そして、その先も。
ずっと、Sexy Zoneを応援していこうと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
もし、この記事を読んだことで、余計に不安を感じてしまった方や、不快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、本当に申し訳なく思います。
どうか、みなさまの心にも平穏が訪れますよう、お祈り申し上げ、お詫びの言葉と代えさせていただきます。
それでは、さようなら。