ジャニオタ☆クマコの軌跡⑤~クマコを救ったTimeコン編~
みなさん、こんにちは。
今回も前回に引き続き、クマコのジャニオタとしての歩みを、嵐への愛を叫びながら、お話ししていきたいと思います。
前回の、クマコが嵐のコンサートへ初めて行った時のお話はコチラ↓
shironomiyakumako.hatenablog.com
今回は、クマコがさらに嵐にのめり込むキッカケとなったTimeツアーについて、お話ししていきましょう。
少し長くなってしまいますが、どうぞ最後までお付き合いいただければと思います。
それでは、「ジャニオタ☆クマコの軌跡」第五章…クマコを救ったコトバノチカラ
はっじま~るよ~
みんな大好き♡「ARASHI SUMMER TOUR 2007 Time-コトバノチカラ-」
嵐が2007年の夏に行ったライブツアー「ARASHI SUMMER TOUR 2007 Time-コトバノチカラ-」は、11年経った今でも嵐ファンから根強い人気を誇るツアーです。
前年の2006年に初のアジアツアーを行い、その凱旋記念最終公演として、2007年4月には嵐にとって初めてとなる、単独でのドーム公演「ARASHI AROUND ASIA +in DOME」を成功させた嵐。
その勢いをそのままに発表された今ツアーでは、嵐の人気の高まりを証明するように度重なる追加公演が決定し、最終的には再々追加という形で2大ドーム公演まで行われました。
まさに、嵐が国民的グループへと成長する過程の、大きな波がぐんぐんキテいた時代を象徴するツアーとなったわけです。
思い出しただけでも胸がアツくなるツアーの日程を、追加公演の情報もあわせて見ていきましょう。
「ARASHI SUMMER TOUR 2007 Time-コトバノチカラ-」
【日程】☆は追加公演、★は再追加公演、★★は再々追加公演
- 7/14㈯ 18:30
- 7/15㈰ 13:00/17:00
- 7/16㈪ 11:00/15:00
北海道立総合体育センター(北海道)
- 7/21㈯ 18:30☆
- 7/22㈰ 13:00/17:00
横浜アリーナ(神奈川県)
- 7/28㈯ 18:30☆
- 7/29㈰ 13:00/17:00
- 7/30㈪ 14:30
- 7/31㈫ 14:30/18:30
- 8/ 1㈬ 14:30/18:30
長野ビックハット(長野県)
- 8/ 5㈰ 13:00/17:00
石川産業展示館4号館(石川県)
- 8/ 8㈬ 14:00/18:30
- 8/11㈯ 14:30★/18:30☆
- 8/12㈰ 12:00/16:00
マリンメッセ福岡(福岡県)
- 8/14㈫ 14:30/18:30
鹿児島アリーナ(鹿児島県)
- 8/17㈮ 14:30/18:30
日本ガイシスポーツプラザ ガイシホール(愛知県)
- 8/21㈫ 14:30★/18:30
- 8/22㈬ 14:30/18:30
グランディ・21 ホットハウススーパーアリーナ(宮城県)
- 8/25㈯ 18:30☆
- 8/26㈰ 13:00/17:00
- 8/29㈬ 14:30☆/18:30☆
- 8/30㈭ 14:30/18:30
- 9/ 1㈯ 14:30☆/18:30☆
- 9/ 2㈰ 13:00/17:00
京セラドーム大阪(大阪府)
- 9/23㈰ 18:00★★
- 9/24㈪ 14:00★★
東京ドーム(東京都)
- 10/7㈰ 18:00★★
- 10/8㈪ 18:00★★
14会場で全47公演を行ったTimeツアーは、2018年現在まで嵐にとって最大公演数を記録しています。
いわゆる「アリーナ時代の嵐」を感じられる最後のツアー、ということで思い入れのある方も多いことでしょう。
そして、アルバム「Time」が良曲揃いだったこともあり、セットリストや構成の部分でも随一の人気を誇っていますね。
Timeツアーのとき、クマコは・・・
そんなTimeツアーは、クマコのなかでも1、2位を争うほどに思い出深いツアーなのですが、それには上記に書いたこととは別に、個人的な理由が大いに関係しています。
この時、クマコは高校3年生。
進路や将来について考える、人生にとって大切な時期だったのですが、高2の時に体調を崩したクマコは、薬の影響もあり、それまで通っていた高校へ通い続けることが難しくなってしまい、通信制の高校へと転校することとなりました。
その時の詳しいお話はコチラ↓をご覧ください。
shironomiyakumako.hatenablog.com
高3の1学期をもって、今までの環境や仲が良かった友達たちとお別れをしたクマコ。
人生で初めて大きな挫折を経験した悲しみや喪失感。
そして、新しい学校への不安や期待も織り交じった複雑な気持ちのまま迎えた夏休みに、Timeツアーへと足を運ぶこととなるのです。
人生に1度!?の神席 at 浜松アリーナ
クマコが行ったのは、地元の静岡県にある浜松アリーナで行われた2007年8月30日㈭の第2部18:00の回でした。
まずはその日のセットリストをご覧ください。
- Everybody前進
- Di-Li-Li
- きっと大丈夫
- Oh Yeah!
- Friendship(相葉)
- Can't Let You Go(櫻井)
- 時代
- Yes?No?
- CARNIVAL NIGHT part2
- 虹(二宮)
- 太陽の世界
- WAVE
- Love Situation
- a Day in Our Life
- ハダシの未来
~MC(潤くんの誕生日をお祝い)~
~うらあらしコーナー~
16.Kissからはじめよう(二宮くんリクエスト)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
17.LIFE
18.Hero
19.Yabai-Yabai-Yabai(松本)
20.Song for me(大野)
21.Cry for you
22.言葉より大切なもの
23.君のために僕がいる
24.PIKA☆☆NCHI DOUBLE
25.A・RA・SHI
26.サクラ咲ケ
~あいさつ~
27.Be with you
28.Love so sweet
アンコール①
29.We can make it!
30.ファイトソング
31.Happiness
アンコール②
32.Future
アンコール③
33.ROCK YOU
浜松アリーナは最大収容人数が約8000人という、今の嵐の人気では考えられないほどの小さな会場です。
クマコにとっては、それまでにも度々、私用で訪れたことのある馴染み深い会場であり、4年前の「いざッ、Now」ツアーで悔しい音漏れ参戦をした因縁の?会場でした。
そんな浜松アリーナで、クマコは人生に1度あるかないか!?というほどの神席に巡り合ったのです。
当時のチケットがコチラ
券面では分かりにくいですが、アリーナ席のステージに向かって右端の(確かBブロック)、前から2列目の席!!
2列目といっても、端っこの方で前に人がいないという実質1列目の席ですよ!!
ステージの近さが半端じゃない!!これはヤバい!!!
・・・ゴホン。
思い出して興奮してしまい、失礼しました(笑)
こんなに素晴らしい幸運が自分に訪れるなんて。
『これは、あまり報われなかったけれど、これまで勉強や学校のことを一生懸命やってきたことへのご褒美なのかもしれないな』と、その時のクマコは思いました。
『がんばっていさえすれば、きっといいことがある』。
この時感じた希望が、その後、何年も私の心を灯し続けてくれたのです。
それほどまでに、嬉しい嬉しい出来事でした。
それではここからは、この日のコンサートについてクマコが覚えていることを挙げていきたいと思います。
- 「WAVE」での、会場みんなでウェーブをしようという企画の一体感が素晴らしくて、嵐ファンの団結力を感じました。
- MCで、この日が誕生日の当日だった松本潤くんをJr.と嵐がお祝いしたのですが、メンバーは「花より男子」の道明寺のイメージでワインやシャムネコなどをプレゼント。雰囲気を出すためにガウン風のバスローブを潤くんに着せ、猫を持たせるという謎の展開に、当人は喜ぶというより困惑していました。しかもメンバーがシャムネコと言っていたのは、どうみてもペルシャネコでした(笑)。
- 母曰く、ステージから近い席だったため『ワインを飲んだ潤くんの首筋が赤くなるのが見えた』そうです。
- 「うらあらし」のコーナーでは何故か、アメリカ在住 二宮和也さんからのリクエスト曲が披露されました(笑)。
- 「Cry for you」のダンスでターンしたときの二宮くんの足がキレイで、今でも残像が目に浮かびます。そして特攻の炎が近くて、熱かったこと。その熱ささえも嬉しかったこと。
- クマコの席は残念ながらムービングステージの動線外だったのですが、アンコールに差し掛かったころ、ムービングステージから下を覗き込んだ二宮くんが、私の手書きの「二宮くん」ウチワを見てニコッと笑ってくれました!!これが二宮くんと目が合った最初で最後(今のところ)です。
- その当時、まだCDが発売される前だった「Happiness」を聞けたのがコンサートならではで嬉しかったのを覚えています。
と、なんとも断片的でとりとめもない記憶ばかりで申し訳ない感じですが、とにかくステージが近くて、メンバーとの距離が本当に近かった。
そして何より、二宮くんと目が合った。←ココ最重要事項!!
というのが、私のTimeコン浜松公演の思い出でした。
どん底のクマコを救った潤くんのコトバノチカラ
浜松公演で、嵐に希望をもらったクマコでしたが、その後色々あり、新しい学校へ行くことが出来なくなってしまいました。
そんな最中、気分転換になればと母に連れて行ってもらった、前の高校のスポーツ祭。
もちろん参加は出来るはずもなく、みんなの楽しそうな姿を見ているしか出来ないことに、果てしなく孤独を感じたクマコ。
『もうここには、自分の居場所はないんだ』と。
転校したことの意味を実感し、寂しさや悔しさがぐちゃぐちゃになって、自分でもどうしていいのか分かりませんでした。
どこにも居場所がなくなってしまった気がして、毎日泣き続け、本当にどん底の気分で、生きているのが嫌になって。
でも、死ぬ勇気はなくて。
(今は、生きることの方が勇気ある選択だったと思っています。この時は、自分しか見えていませんでした。)
そんな毎日を送っていたクマコを元気づけようと、母が、その年に2回目となる嵐のコンサートへ連れて行ってくれました。
それが、2007年10月7日㈰に行われたTimeコンの東京ドーム公演です。
その東京ドーム公演での潤くんのあいさつ。
『最後に、ここにいるみんなはひとりじゃないから。
俺がいるから。俺ら、5人がいるから。
しかも、こうやって一緒に楽しめる仲間がいるじゃないですか。
なんで、また集まって笑顔になれればいいなって思います。』
この言葉でなんとか生きていこうと思えたのです。
『あぁ、私には嵐がいてくれるんだ』
『居場所がなくても、嵐がいてくれるんだ』
そう思って、少しだけ前を向くことが出来ました。
そしてその直後、披露された「Be with you」の2番の歌詞。
『君の目に映る全ての悲しみ
その痛みぬぐえたら
遠い過去 君が置き去りにした夢
全部叶えよう』
この歌詞が、その時のクマコに向けて語りかけてくれているように聞こえて、ただただ涙が出ました。
コンサートで泣いたのは、これが初めてでした。
このとき嵐がくれたコトバノチカラの数々が、私をずっと支えてくれたように思います。
決して人に誇れるような人生ではないけれど、いつも嵐がそばにいてくれる。
また嵐に会いに行けるようにがんばろう。
そう思って、今日まで生きてきました。
このTimeコンを経て、クマコにとって嵐がそれまでよりもっと大切なかけがえのない存在になっていったのです。
長くなってしまいましたが、以上が、Timeツアーがクマコにとって思い出深いツアーとなった理由でした。
実は私、この頃の記憶があまりないのです。
あんまり悲しかったから、忘れてしまったのでしょうか。
それでも、嵐に関することはしっかり覚えているようで。
今回、改めて思い返してみて驚きました。
そして1つ思ったことがあります。
それは、あの言葉を言ってくれた当時の潤くんには、もしかして何か辛いことがあったのではないか、ということ。
潤くん自身や、潤くんの周りの人たちで、なにか悲しい思いをしてた人がいたからこその、あの言葉だったのかもしれません。
もしそうだとしたら、潤くん自身もコンサートで元気を貰っていたのかもしれないな、と今さらながら思い至りました。
当時の私は、自分のことでいっぱいいっぱいで、気づくことが出来ませんでしたから。
といっても、あくまで私の憶測でしかないのですが・・・。
この頃のことを思い出すと動揺してしまうので、あまり思い出さないようにしていたのですが、また体力があるときにTimeコンのDVDを見てみたいと思います。
そしてどうか、私たちファンも、潤くんや嵐のみなさんに『元気を与えられる存在』でありますように。
嵐さんたちにもらった愛を少しでも返せていますように。
そう願った今日この頃なのでした。
さて、次回のお話は~??
クマコ、SexyZoneに心を奪われる!? です。
興味のある方は、また遊びに来てくださいね。
それでは、よい1日を。
さようなら。
つづきはコチラ↓
shironomiyakumako.hatenablog.com